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洋式の便座は常に人が座って使用することから割れるリスクがあると考えられます。しかし、和式の便座であればそれほど便器そのものに体重がかかることがありませんので、割れるというリスクは無いと考えられるでしょう。しかし、ご質問されているように和式便座にひびが入ってしまうことは十分に有り得ることです。では、そのようなことが起こってしまう場合、どういった原因があり、どのように対策をすればいいのかお答えしましょう。

まず和式便座にひびが入る原因として考えられるのは、何か大きな衝撃が加わったということです。大きな衝撃は何か重たいものを和式便座に落としてしまうことも考えられるでしょうし、地震などによって建物が揺れ、その揺れによる大きな歪みと歪みのストレスによって割れてしまったことも考えられるでしょう。そのため、和式便所のひびというのは、ある意味で防ぎようのないものであると言えるかもしれません。

このような和式便所のびび割れが起こってしまった場合、どのように対処をすればいいのかというと、やはり便器そのものを交換することが最も良い方法であると言えるでしょう。なぜならば、便器は陶器製ですので確実に元どおりに修復するということは新品のものに交換する以外に出来ないからです。それに、ひびが入ってしまうということは、それだけ便器が劣化していたということも考えられますのでいっそのこと新しいものに交換してみる方が色々な意味で良いでしょう。

和式便所にひびわれはありえないと思っていても、自分の全く意図しない要因によってそのひび割れが起こってしまうことは十分にありえます。そのため、和式便所でも割れることがあるという点を常に念頭に置き、それが割れてしまった時に交換をするべきか否かなどの方向性を事前に決めておくことが大切でしょう。そうすればもしもの時にも、スムーズにひび割れた便器の対応を行うことができるはずです。